今週のJC:Association between early life child development and family dog ownership; a prospective・・・
コロナ禍で犬や猫などのペットを飼い始めた人が増えています。今回のJCは日本で行われた、犬の飼育による幼児の発達への影響に関する研究です。この研究では生後半年、1.5歳、3歳の時に犬を飼っていたかどうかでグループ分けをしており、「一度も飼ったことがない」群とこれまでに飼ったことがある群として「過去に飼っていた」、「常に飼っていた」、「(過去に飼っていなかったが)現在飼っている」の3つにわけて比較しています。一度でも犬を飼ったことがあると一度も飼ったことがない群と比較し、コミュニケーション能力、運動スキル、問題解決能力、社会性の発達遅延のリスクを抑えられたとのこと。特に運動能力スキルは「過去に飼っていた」もしくは「常に飼っていた」群で、問題解決能力は「過去に飼っていた」群で、社会性の発達に関しては「常に飼っていた」群で特に発達遅延のリスクを減らすとのこと。犬との幼少期の触れ合いは子供の発達に良い影響を及ぼしそうですね。
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